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小笠原千秋さん (8u1unjkr)2023/8/18 12:20 (No.878225)削除
佐々木愛『ここにあるはずだったんだけど』(双葉社、2023年)

そこだけが自分の価値じゃないってちゃんとわかっているはずなのに、どうしても気にしてしまうのが「胸の大きさ」。この短編集は、推しの結婚相手が、はたまた好きな人の彼女が自分より大きな胸の女性であったことから、自分の身体と心にこだわってしまい先に進めなくなった女性たちが主人公。世間一般の価値観や男性的な視線を自分の中に取り込んでしまった彼女たちは、どうやってそこから抜け出せたのか。自分の身体と仲良くなるためのヒントがたくさん詰まった優しい4つの物語。(225)
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滝口克典さん (8u1unjkr)2023/8/18 12:18 (No.878224)削除
畑野智美『神さまを待っている』(文春文庫、2021年)

「神待ち」とは、家出少女が宿や食事を提供してくれる誰かをSNSなどで探すこと。大学後、文房具メーカーでまじめに働いていたのに、派遣切りで職と家を失い、ホームレスになってしまった水越愛(26歳)漫画喫茶で暮らし始めた彼女が見たのは、JKビジネスやパパ活などでサバイバルしていく女の子たちの知られざる世界。神待ち女子やその客、業者、支援者など、ストリートに生きるさまざまな人びとを渡り歩く彼女の地獄めぐりの旅はいったいどこにたどりつくのか。貧困女子のリアルに迫る物語です。(230字)
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